メリットとデメリットを押さえて債務整理をするべきかどうか考えよう

メリットとデメリットを押さえて債務整理をするべきかどうか考えよう

債務整理を実施することで、返済ができなくて困っている借金の減額もしくは返済義務の免除の手続きを行うことが可能です。また一時的にでも督促をストップさせることが可能なため、借金の返済における精神的な負担から解放されるというメリットにもつながります。ただしブラックリストに掲載されるというデメリットもあるため、債務整理をするべき状況かよく考えてから行動することが大切です。

債務整理がどのようなものか把握し自分に合った選択ができるようにしよう

借金の減額や支払いに猶予を作ってもらうことで、借金の悩みを解決できる手続きが債務整理です。

 

借金の悩みから解放されるなら、メリットしかない選択肢だと考える方もいるかもしれません。

 

ですが債務整理には、メリットがある一方で注意が必要なデメリットも存在しています。

 

メリットとデメリットを正しく把握したうえで、債務整理が自分に合った選択肢なのかどうか考えていくことが大切です。

 

債務整理におけるメリットは何か

 

債務整理を実施するメリットの1つが、借金の減額や返済義務の免除が可能だという点です。

 

さまざまな理由から返済が厳しい状況になってしまった場合、日々の暮らしを維持することすら難しくなってしまう場合もあります。

 

そのような生活で苦しんでいる方が利用できる制度が債務整理で、実施することで借金の減額や返済義務の免除によって今より余裕のある暮らしが送れるようになるかもしれません。

 

また債務整理の手続きを始めるだけでも、一時的に督促や取り立てを辞めてもらうことが可能です。

 

一時的でも督促や取り立てが無くなることで、精神的な余裕を作ることにもつながります。

 

注意が必要なポイントを把握しよう

 

メリットがある一方で、債務整理には注意が必要なデメリットも存在しています。

 

その注意点の1つとしてあげられるのが、信用情報機関に事故記録が登録されるリスクがあるという点です。

 

一般的にはブラックリストに掲載されると表現されることが多く、信用情報機関に事故記録が掲載されることで、新たにクレジットカードを発行したりローンを組んだりするのが難しくなります。

 

ただし登録された情報は一定期間で削除されるので、決められた期間が経過したら再びクレジットカードを発行したりローンを組んだりできるようになります。

 

また債務整理におけるデメリットは、選択する債務整理の種類によって異なる部分も見られます。

 

そのため債務整理の種類別に、どのような点に注意が必要となるのか確認することを忘れないようにしましょう。

 

借金の減額や返済義務の免除につなげられるなら、債務整理は積極的に実施するべきものというイメージを持つ方もいるかもしれません。

 

ですがクレジットカードの発行などが一定期間できなくなるなどのデメリットがあるため、積極的に行うべきものではありません。

 

さまざまな事情で借金が返済できなくなってしまった方を助けるための制度なので、本当に困ったときのみ利用しましょう。

 

また利用するべき状況か迷っているなら、一度専門家に相談するのも1つの手です。